マリメッコ展で敏腕プロデューサーの作り上げた可愛い世界に浸る 1400円
東京に来るのを心待ちにしてた、マリメッコ展。
あのお花柄(ウニッコ)くらいしか知らないけどなんかかわいいし、サブカルぽいし。
リュックも持ってるよ。(Buddy)
北欧デザインでしょ?それだけでおしゃれじゃん。
そんな、「なんとなくおしゃれ」というその1点のみで大好きな(ほんとだよ)マリメッコをもっとよく知るため、いや、おしゃれぶるために来ました渋谷bunkamura。
(フィンランドのファブリックブランドです。前述のお花柄が有名。ナチュラル系もしくはサブカル系の女の子がインテリアや小物で取り入れる。お洋服まで着ちゃうととファッション強者。というか高い。)
展示はマリメッコの歴史をその時代発表されたファブリックとともに振り返る。
マリメッコはそれまでの女性のコルセットで締め付けられたピタッとした服とは対照的な、直線的な形のゆったりしたお洋服を提案して女性の身体を解放した、らしい。
なんだかいまの日本のファッションと似てる。
スキニーからガウチョ、みたいな。
ガウチョが出てきたとき「女性はもう男性からの視線に縛られず楽な服を着る」的なことを聞いたけど、40年前から言われてるじゃん。
ファッションは繰り返すっていうしね。
それとも北欧が進んでて日本が遅れてるってことなのかな?
あとおもしろかったのは創業者のアルミ・ラティアは広告会社出身で、自分ではほとんどデザインをせず、クリエイターを探してきて才能を開花させてたんだって。
完全なプロデューサー基質で、マーケティングやデザイン戦略、プレスのおもてなしが上手かったらしい。
なんかそういう創始者のブランドって案外珍しい気がする。
マリメッコも固有名詞じゃなくて「小さなマリーのためのドレス」って意味なんだって。
創始者の名前じゃないブランドって案外少ないわよね。
自己主張少なめな人だ。
去年だか一昨年に公開された「ファブリックの女王(アルミラティアの伝記映画)」、見てなかったけど気になりだした。
「ファブリックの女王」予告編
とまあ、この展覧会で学んだ殆どのことは、このマリメッコのホームページにがっつりそのまま書いてました。今気づいたわ。
ミュージアムショップではかわいいポストカードやファイルをたくさん買うぞ~!と意気込んでたんだけど、残念ながらお土産は充実してませんでした!
マリメッコの店舗にあるグッズがそのままあるだけ。やはりブランド物だしライセンスとか厳しいんだなあ。
そういやポールスミス展もだったな。
高いんだよマリメッコぉ~クリアファイルくらい持たせてくれよぉ~
唯一あった展覧会オリジナルと思われるこちらのポストカードを1枚、買いました。
これは初期のほうかな?
マリメッコに便乗したいろんな北欧本や北欧雑貨もあったけど、やっぱりかわいいな~
展覧会は2月12日まで。
マリメッコ展 1400円/大人1人
おまけ。
レトロな喫茶店「ムルギー」のカレーも食べた。