おねだん以上のワンダホーデイズ

コスパよく、なりたい自分(おしゃれでかわいくてかしこくて「すき」をきわめててスマートな人)を目指すブログです。

上海ディズニーランドに行く① 13000円/2日間(マナー問題などよく聞かれた質問編)

【すきをきわめる】

海外ディズニーという解決策

ディズニーランドが好きだ。

中学の時からだいたい年2、3回ペースで行ってるので、これまでにだいたい25回くらい行ってることになる。
世の中には年パスなるものを持って年に何十回と行く人もたくさんいるので、そんな方々に比べたらディズニーファンも名乗れないし、知らないことばかりだけど、

正直飽きてきた。

そんなときの打開策が「海外ディズニー」なのではないかと思う。
日本にはないアトラクションやショーを楽しめて、「タワテラの台詞覚えちゃったよ」みたいな閉塞感から抜け出せます。
3年前にはアメリカはカリフォルニアのアナハイムディズニーに行ったのですが、
今回は上海ディズニーランド。

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上海ディズニーランド(上海迪士尼乐园)といえば去年の6月にオープンしたばかり。
つまり、世界で一番新しいディズニーリゾートというわけ。
あと念願のトイストーリーホテルに泊まりました!!!!

 

教えて上海ディズニーQ&

この記事では、行く前と行ったあとに聞かれた質問をまとめてみる。
実際に行ってみると、誤解されてるなーって思うことがたくさんあったので。

Q1上海ディズニーって前からなかったっけ?

A1 それたぶん、香港ディズニー。あちらはもう出来てから10年経ってて、このたび大型リニューアルするらしい。上海は、中国本土初というわけ。

Q2 中国人のマナーが悪いって聞いたけど…

A2 これについてはオープン時からメディアがこぞって報道してましたよね(むしろマナー問題
取り上げてないんじゃないかくらい)。
実際に行ってみた感想としては、まあ日本よりは全然良くないけど、文化の違いと思って慣れちゃえばきにならない程度かなという感じ。
よくいわれる順番抜かしについてはそんなになかったです。
ただ、お互いのパーソナルスペースが狭いのかなんなのか、やたらと間を詰めてきて、ちょっと空いてるところに人がいつの間にか入ってたり、そもそも前後の人との距離がやたらと近かったりでちょっと不快なことはあったかも。
ゴミはきっとキャストさんの努力のおかげであんまり落ちてることはなかった。

(1回汚物入れからゴミが溢れてるトイレに入ってしまったことはあった)
これはちょっと…と思ったのは、夜のIgnite the Dreamっていう,日本でいうワンスアポンアドリーム的なプロジェクションマッピングが始まった途端に、

子供を肩車したり、自撮り棒を高く掲げたり、フェンスの上に座る人がたくさんいて、せっかく場所取りしてたのに急に見えなくなっちゃったこと。
2日目は学習して、目の前に人がこなさそうな場所を選んで対策を打ちました笑

 

Q3 ガラガラだって聞いたけど…

A3金曜土曜と行ったけど、ぜんぜん普通に賑わってた。
一番長い待ち時間で180分だし、ショーの時はわらわら人が集まってきて。
日本のクリスマスとかハロウィンとかのイベントをやってない時の平日と同じくらい。
でも面積が広いから、「うわ混んでて萎える…」っていう感じはなくて快適!
ご飯もたべるところがないとかそんなんではなかったです。

Q4やっぱり中国クオリティなんですか?偽物ミッキーとかいるんですか?

A4 ちゃんと本国のディズニー監修なのでそんなことはまったくないです。
(ちなみに東京はオリエンタルランドがディズニーとライセンス契約してやってるものなので東京の方がオリジナリティは強い)

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↑日本とミッキーの顔が違うきがするのは、むしろこっちが最新バージョンだから。

 

Q5物価は安いんですか?

A5日本と変わらないディズニープライスです。そんなに美味しくないランチで2000円とか。お土産もこれにこの値段?っていう。

やっぱり中国の物価と見合わないっぽくて、こっそり値下げしてるものもちらほらありました。
でもホテルは一人当たりじゃなくて一部屋当たりの値段なので、たとえばトイストーリーホテルだったら4人とかで行けば1人4000円くらいで泊まれそう。


Q6 PM2.5はどうですか?

あんまり空気が綺麗とか汚いとかに無頓着なのでアレだけど、目に見えてガスってるとか、喉が痛くなるとかはなかったかな。

Q7 英語は通じるの?

上海市内はまじで英語通じなくて(toiletとかstationとかそういう単語ですら)大変困ったけど、
パーク内はけっこう通じました。
アトラクションの注意事項とかショー中止のお知らせとかは英語も流れる。
ショーとかは中国語だけなのでよくわからないけどまあノリで楽しめる。
ちなみに香港はもっと国際都市なのでショーにも英語バージョンと中国語バージョンがあるらしい。
顔がたぶん中国人と見分けつかないので最初中国語で話しかけられちゃうけど、「sorry?」って聞いたり、「We are Japanese」って言えばおk。

ホテルはほぼ100%通じて快適でした。実はクレカなくして日本に電話しなきゃだったんだけど、スムーズにつないでもらえてほんとに感謝。
でもまあ来てるのはほとんど中国人なので、そこまで積極的に外国人をおもてなししようっていうのはなさそう。

唯一通じなかったのは駅近くのインフォメーションで「トイストーリーホテルにはどう行くのか」って聞いたらハ?みたいな顔されて、インフォメーションの役割果たしてんのかよ…と思いました。

 

Q8その他カルチャーショックだったのは?

非公式グッズを売りつけようとするやつがいっぱいいたこと!
電車内とかバス降りたところとか、入園ゲートの列とか、はたまた園内で並んでるときとかに、ミニーちゃんの耳とかカッパとかをなんか言いながらつきつけてくる物売りがいっぱいいた…
あとはソアリンのファストパスがすぐなくなっちゃって、「ないね…」って言ってたら怪しげなおっさんがブツブツなんか話しかけてきたから、あれはダブ屋的なやつだったと思う。
中国語だったからわからないけど、今後日本語も喋ってくる可能性もある。
ファストパスのダブ屋はさすがに日本にはいないよね…
他のアトラクション乗った時に、入園パスの番号と一致してるか確認されたので地道な対応はしてるっぽいけど、もっとちゃんと取り締まってほしいなあ。
これは開園当初はなかったっぽくて報道もされてなかったのでけっこうショックだった。

あとはキャラクターグリーティングの時に若い女の子たちがキャストにカメラ預けてとってもらうんじゃなくて自撮りしてたのもけっこうびっくりした!

 

 

実際に行ってみるということ

なんというか、メディアの報道だとかうわさとは違うことばかりで、実際に自分の目で見るって大事だなあって当たり前のことをひしひしと実感した。

マナーが悪いとか汚いとか、なきにしもあらずではあったけど、それを超える素晴らしいアトラクションやショーがあるわけで、そういうのがもっと伝わればいいなと思います。
(「それを超える素晴らしいアトラクションやショー」に関しては次の記事で!)

 

はにこは「すきをきわめる人」に近づいた!

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新聞をどうしても毎日読めないので「聴く日経」で手を打つ(540円/1ヵ月)

【かしこい人】
 

日経を読むのが大事なことくらい、わかってる


思えば小学生の時から「新聞よめ」って親からだったり、先生からだったり、くり返し言われてる。
世の中を知るのはだいじなこと。それくらいわかってる。
家でとってる紙の朝日新聞、就活のとき特別価格で契約した朝日新聞デジタル。
社会人になってからはいきなり「日経以外は新聞にあらず」みたいな空気になっちゃって、でも月5000円?ってたけえよ、て時に見つけた日経テレコン(この、無料で日経読む方法については後日。今すぐ知りたい人はぐぐってくだされ)。
色々試したけど、なかなかつづかない。

なんで続かないかって、毎日読みたいもの、読まなきゃいけないものが多すぎる。
暇さえあればツイッターとインスタをチェック、のんびりしたい時はdマガジンで雑誌読みまくり、積ん読もいっぱい、というかネットサーフィンとまらない。
一応通勤電車を新聞の時間にしてみたけど、たいてい座れるから、寝ちゃう。
はっきり言って新聞なんか面白くないから、優先順位が最下位なんだ…
そもそもの知識がないから読む気がしないっていうのも問題なのだろうけど。
ニュースも見ないので、世の中のことがまじでわからん。

でもこれでは「かしこい人」には到底近づかない…。

 

新聞を「読む」以外の方法を考える

もうどうやっても無理なので、発想を変えて、新聞を読まなくても済む方法を考えてみた。
まず思いついたのは、ワールドビジネスサテライトや日経プラス10といったニュース番組を見ること。
でも、それすらめんどくさい。帰宅後に興味のないテレビに1時間も集中するのを毎日なんて、わたしにはできない…
そこで、「Podcastみたいなやつはないのかな?」と考えたわけです。
朝ごはんを食べながら、メイクをしながら、とかならギリいける気がする。
そしたら、ありました。
その名も聴く日経

 

聴く日経 | ラジオNIKKEI

 

www.febe.jp


月額540円(FeBeに登録して聴く場合。Podcastとして聴く場合だと600円です)。
無料ならなおよかったけど、「毎日新聞を読む」ができない私には、そんな贅沢言う資格はないのだ。
ていうか日経購読するより全然安い!
初月無料とのことだったので、最大限無料の恩恵にあずかる2月1日から開始。
まだ2週間だけど、一応続いてる。

 

聴く日経」のある生活

アプリをとって、毎日起きたらダウンロード(一瞬で終わる)。

 

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(ちなみにアプリはiOSのみで、アンドロイドだとWeb上で聞くことになるのでちょっと不便かも)
朝ごはんを食べながら聴いてます。

番組は約20分で、構成としては


①今日の日経ヘッドライン
②ピックアップされた記事(一面、政治、経済、国際、企業)
日経産業新聞日経MJのヘッドライン
④今週の予定

ていう感じ。
ちなみに平日のみの配信。


独自に編集されたニュース番組というよりは、本当に日経新聞そのまま。
でも、新聞の「である調」をそのまま読み上げるんじゃなくて「ですます調」に直すくらいのことはしてくれる。
読んでるのもアナウンサーなのでちゃんと耳に心地よいです。
新聞の本文は、全部じゃなくてはじめの段落くらいまでらしい。
でも新聞で大事なのは見出し→リード文→本文 の順らしいので、概要はちゃんと摑めるんじゃないでしょうか。

 

もちろんちゃんと読んだ方がいいのは重々承知だけど、とりあえず「日経の情報を入れる」習慣ができただけでも私には収穫。
少ないながらもお金払ってるからちゃんと聞こうと思えるし。
朝ごはんを食べながらだらだらSNS見てた時よりはよっぽどいい時間になった。
朝の準備の時間は忙しいって人は駅まで歩く時間とかもいいんじゃないかな。
これからはこれで聴いて興味の湧いた記事を日経テレコンのほうで本文を読むことをうまく習慣づけたいなと思う。
とくに産業新聞とMJはヘッドラインだけだし。
あとはそもそもの知識がない問題。

 


はにこは「かしこい人」に近づけた!

 

なりたい自分になるブログ、はじまるよ~~!

ブログ、なんか書きにくいので、リニューアルします。笑

ブログって、「誰かにとって有益な情報」を提供するのが一番なのかもしれないけれど、私はそんなもん持ってないわ。と改めて思った。(いやあるのかもしれないけど、敢えて世界に発信しなくてもいいかな。)

 

というわけで、「誰かのため」ではなく「自分のため」に、

「なりたい自分になるブログ」

にします!!

 

自分がどういう人間になりたいかな~っていうのを考えたときに、この

5つが出てきました。

(できました、って今考えたわけではなく、ずっとぼんやりしていた「なりたい人」を言語化してみた)

 

①おしゃれな人

②かわいい人

③かしこい人

④「すき」をきわめる人

⑤スマートな人

 

つっこみどころありまくりだと思うので、一つ一つ解説します。

 

①おしゃれな人

 私の信念「すべてのことは、そうファッション」に基づく。

おしゃれとかファッションだとかっていうのは、狭義では洋服なんかの服飾についてだけど、それだけじゃなくて、

例えば揶揄されがちな「スタバでMac」だったり、「グリーンスムージー」だったり、そんな、「やってる私おしゃれ!」て感じられる行為も全部指す。

簡単に言ってしまえばインスタグラムに映えるような・・・(この現代には「インスタ映え」ていうことばがあるんですよ。ファッション雑誌にはふつうに出てくる)

堂々と「インスタにアップしていいね!がもらえるようなおしゃれライフを送りたーい!」て言ってる人はなかなかいないだろうけど、私はやる。笑

理想は「ファッション雑誌の着回し特集の架空の女の子の1か月に出てくるようなライフスタイル」です。

カテゴリとしては、ファッション・インテリア・カフェ・おしゃれスポット(笑)などなど。

 

②かわいい人

 これはなんて表現するか迷ったけど、要は容姿のことですね。

単純に、見た目がいい人になりたいっていう普遍的な人間の欲望。

私の場合「かっこいい」より「美人」より「かわいい」のほうが言われてうれしいし、童顔ゆえに実現可能性が仮想なので、これにしてみました。

美意識超低い系マン(ウーマン)なんだけど、やってもいいですか?

カテゴリとしては、美容とダイエット、とかかなあ。

 

③かしこい人

 そのまんまだけど、知性のある人になりたい。

「かしこい」にもいろいろあるけれど、まずは知識をちゃんと持ちたいな。

大学のフランス語圏思想なんちゃらみたいな授業で先生が、「思考力だけあっても知識がないと空焚きになってしまう」って言ってた。

興味がないことをスルーしてしまう癖があって、とくに政治経済のことを知らな過ぎて時々恥ずかしいので、ちゃんと勉強しようと思う。

カテゴリは政治経済・英語など。

 

④「すき」をきわめる人

 これはつまり趣味を楽しむってこと。

 広く浅く好きなことがたくさんあるんだけど、もっとそれを極めて「好き!」っていうことを発信できるようになりたい。

これだけなんだか浮いてるような気がするから、もっと端的な表現、ないかしら。

カテゴリは映画・音楽・グルメ・文房具(好きなのです)などなど、なんでもあり!

 

⑤スマートな人

 これは、「無駄がない」っていうのが一番分かりやすい。

主に時間とお金のこと。

これらの無駄をなくして、すっきりスマートに生きたい・・と日々思ってる。

カテゴリはライフハックや節約、もしくは投資など。あと今年は一人暮らしするのが目標だから、暮らしなんかも入るかも。

 

 これら5つの「なりたい自分」になるためにがんばっていくわけだけど、大事なことが一つ。

それは「お金をかけない」ということ。

いや、かけてもいいんだけど、コスパを考えるっていうことね。

だからエステでかわいくなるとか、大学院に入って賢くなるとか、そういうことじゃないの。

お金かけておしゃれになったりかわいくなったりなんて当たり前ですよね。

そんなわけで今までどおり、一つの記事に一つの「値段」は書いていく予定。

「こんなお値段でなりたい自分になれるんだ!」て思ってもらうことが、「誰かにとって有益な情報」になればいいな。

 

 なんかわくわくしてきたぞ。

六本木で「デザインの解剖展」で情報の海に溺れる 1000円

2121の企画展が好きだ。

といっても「デザインあ展」と「土木展」しか行ったことないけど。
近年やってて話題になってたのは「単位展」とかだろうか。
まあなんだか全部おしゃれ気取りサブカルピーポーが好みそうな内容だけど、このブログはおしゃれ気取りを目指すためのものだから別にいいのだ。


で、今回行ったのはこちら

 

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概要としては、

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要はまあ、ひとつの物を分解していろんな角度から見たらどうなるか、ていうようなもので、

たとえば一番最初に出てくるのが国民的お菓子「きのこの山」では、

  ネーミング・ロゴタイプ・背景のイラスト・CM・栄養成分・歯ごたえ・・

ありとあらゆる項目に対してびっしりと情報が書き連ねてあるわけ。

(最初に「文は全部読むの時間がかかるし、大変だったら下の要約だけでもいいよ」っていうような注意書きがあった。)

なんだかんだ「へ〜」なトリビアもあって思わずじっくり読んでしまったけど、もう、ここまでやるのはもはや変態だな〜と楽しんでしまった。

 

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↑けっこうきもちわるい。

 

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↑(ころがし)とは。

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↑これが一番つぼった!きのこの山のパッケージの背景の山のジオラマ


・・・だんだんきのこの山ゲシュタルト崩壊してきた


デザインというからにはお菓子自体の形状やパッケージデザインのことなのかな、と思っていたらそれだけじゃなく、ネーミングや味や歯ごたえ、販促なんかにも及んでいて、そういうの全部ひっくるめて「デザイン」なんだなあ。
そしてどれもなが〜く続くヒット商品だけあって、企業努力の結晶だってこともよく分かる。

まあ、そんなこと抜きにしても

こんな感じでインスタ映えするフォトスポットもたくさんあるんでばっちりおしゃれも気取れます。

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終わったあとはきのこの山もスーパーカップも明治ミルクチョコレートも食べたくなってて、ん?これって明治の手の込んだプロモーション…?なんて思ったりもしたけど気にしない!

 

そして、おみやげはこちらです。

 

(ノート700円くらいした。。)

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実はこれ、今日(22日)までなんですよね。。もっと早く書けばよかった。。

次の展示に期待!

 

 

(デザインの解剖展 チケット大人1人 1000円)

マリメッコ展で敏腕プロデューサーの作り上げた可愛い世界に浸る 1400円

東京に来るのを心待ちにしてた、マリメッコ展。

あのお花柄(ウニッコ)くらいしか知らないけどなんかかわいいし、サブカルぽいし。
リュックも持ってるよ。(Buddy)
北欧デザインでしょ?それだけでおしゃれじゃん。

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そんな、「なんとなくおしゃれ」というその1点のみで大好きな(ほんとだよ)マリメッコをもっとよく知るため、いや、おしゃれぶるために来ました渋谷bunkamura

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マリメッコがわからない人はウィキペディアでもよんどいて。

(フィンランドのファブリックブランドです。前述のお花柄が有名。ナチュラル系もしくはサブカル系の女の子がインテリアや小物で取り入れる。お洋服まで着ちゃうととファッション強者。というか高い。)

展示はマリメッコの歴史をその時代発表されたファブリックとともに振り返る。

マリメッコはそれまでの女性のコルセットで締め付けられたピタッとした服とは対照的な、直線的な形のゆったりしたお洋服を提案して女性の身体を解放した、らしい。
なんだかいまの日本のファッションと似てる。
スキニーからガウチョ、みたいな。
ガウチョが出てきたとき「女性はもう男性からの視線に縛られず楽な服を着る」的なことを聞いたけど、40年前から言われてるじゃん。
ファッションは繰り返すっていうしね。

それとも北欧が進んでて日本が遅れてるってことなのかな?

あとおもしろかったのは創業者のアルミ・ラティアは広告会社出身で、自分ではほとんどデザインをせず、クリエイターを探してきて才能を開花させてたんだって。

完全なプロデューサー基質で、マーケティングやデザイン戦略、プレスのおもてなしが上手かったらしい。

なんかそういう創始者のブランドって案外珍しい気がする。
マリメッコも固有名詞じゃなくて「小さなマリーのためのドレス」って意味なんだって。
創始者の名前じゃないブランドって案外少ないわよね。
自己主張少なめな人だ。

去年だか一昨年に公開された「ファブリックの女王(アルミラティアの伝記映画)」、見てなかったけど気になりだした。

「ファブリックの女王」予告編


とまあ、この展覧会で学んだ殆どのことは、このマリメッコのホームページにがっつりそのまま書いてました。今気づいたわ。

www.marimekko.jp


ミュージアムショップではかわいいポストカードやファイルをたくさん買うぞ~!と意気込んでたんだけど、残念ながらお土産は充実してませんでした!
マリメッコの店舗にあるグッズがそのままあるだけ。やはりブランド物だしライセンスとか厳しいんだなあ。
そういやポールスミス展もだったな。

高いんだよマリメッコぉ~クリアファイルくらい持たせてくれよぉ~

唯一あった展覧会オリジナルと思われるこちらのポストカードを1枚、買いました。
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これは初期のほうかな?

マリメッコに便乗したいろんな北欧本や北欧雑貨もあったけど、やっぱりかわいいな~

展覧会は2月12日まで。


マリメッコ展 1400円/大人1人



おまけ。

レトロな喫茶店「ムルギー」のカレーも食べた。
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下北沢で美味しいカレーやさんをハシゴする 2630円/3食

最近カレーにはまっている。
正確に言うとはまっているというよりは、「積極的に食べるようにしている」っていうのが正しいのかも。
美味しいものをなんでも食べるよりは、なんとなくジャンルを決めてその中でいろんな味を楽しむほうが、いろいろ分かるようになるんじゃないかと思って。
要するに通ぶりたいんだ。
「〇〇で△△を食べるならあそこだね」って地名を聞いたら自分のお店リストから即座に紹介したいんだ。

カレーはもともと好きだし、カレーの中にも種類いっぱいあるし、とその強化ジャンルに選ばれた。
ちょっと前のHanakoの特集にも影響されているかもしれない。

下北沢カレーフェスティバル

そんなわけで外食するときはカレーを第一の選択肢にしている私なので、これは見過ごすわけにはいかなかった。

curryfes.pw


下北がカレー激戦区なことも、年に一度カレーフェスティバルをやっていることも知ってた。
去年はたしかその時期に下北行った気もする。
今年は去年とは違ってカレー強化中なんだから行くしかない。

概要としては

 

毎年10月に10日間、カレーの街シモキタで開催される1年に1度のカレーのお祭り、それが下北沢カレーフェスティバルです。カレーマップを見ながら、いろいろなお店のカレーを食べてまわり、お気に入りのカレーを見つけてください。

5年目の節目にあたる今回のテーマは香り。
原点回帰して、今まで以上にひとつひとつのカレーにスポットをあててお届けします。

1人でも多くの人に、1皿でも多くのカレーを味わっていただこうと、ミニカレーやテイクアウトの充実を図りました。

街中のあちこちでたちのぼるスパイシーな香りに導かれて、下北沢というワンダーランドに迷い込み、小さい頃に芽生えた冒険心をくすぐる体験をしてみませんか?

下北沢カレーフェスティバルHPより)

 

というわけでなにも考えず来てみた。

(ちなみに現在はカレーフェステイバル終わってますが、結論から言うとこのフェス中に来た意味はなく、ただ人気カレー店をはしごしただけになってるので「終わってるじゃん!」と言わずにぜひ読んでみてね。)

 

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(セーター:ユニクロ 1990円 パンツ:Vis 1500円くらい スニーカー:ナイキ 5000円くらい リュックサック:マリメッコ 20000円くらい) 

ついでに精一杯下北っぽい格好してみた。サブカルじゃなくてただのボーイッシュだこれ。

ちなみに6時半起きで渋谷で朝から映画見てたので超絶眠い。そしてお腹ぺこぺこ。

駅前からすでにこんな感じで街を挙げてのお祭りなことがよく分かる。
あちこちにこの大きなマップ持ってウロウロしてる人がいる。
ほんとに街全体を上げてやっているんだなあ。

 

食べたもの

①Rojiura Curry SAMURAI

Rojiura Curry SAMURAI.  下北沢店

食べログ Rojiura Curry SAMURAI. 下北沢店

食べログ1位だったから来た。
主に北海道で展開してるスープカレー。東京だとあと吉祥寺と丸の内にあるようだ。
昼に行ったら並んでたので夜開店直後に行ってリベンジ。

 

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こういうメニュー見るだけでわくわくしちゃう。
豚の角煮に目がないので「チキン1/2&豚角煮と野菜」・「レギュラー」・「辛さ4」・「ご飯SS」をチョイス。

20品目も気になった…

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個人的にまさかのブロッコリーが美味しかったことに感動した(焼き加減よし)

どうでもいいけどこの「1日分の野菜20品目」って最近あちこちのSCのレストラン街やフードコートに神出鬼没の「野菜を食べるカレーcamp 」と名前かぶってない?あっちも美味しいけど。

 

チキン1/2&豚角煮と野菜 課金なし 1300円)

 

 

②spice kitchen moona

ムーナ

食べログ ムーナ


お昼に。食べログ2位でした(ほんと食べログの評価に従う女)。

雑居ビルの5階にひっそりある。おまけにエレベーター4階までしか行かなくて焦った。(階段でしか上に行けません)

さいきん波が来てる、南インドのお料理屋さん。


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本日の魚カレー定食。サンマのカレーですって!こんなの初めて。
上のお惣菜も嬉しい。
12時半くらいに行って客が私1人だったけど、そのあとパラパラやってきて小さなお店はすぐに満室に。

ちなみになんとここ、カレーフェスティバル不参加だった。

(フィッシュカレー定食 1100円)

 


③天馬屋 


②の隣にあったカレーパン屋。間髪入れずに頂く。
レストランもついてて、こっちではカレーが食べられるよう。


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温めたらきっと美味しかったけどフードファイター気分だったのでそのまま立ち食いしてしまった。

 

(とろけるチーズカレー 230円)

 

フェスはそんなに関係ない、いつでも行きたい


以上3軒、さすがカレー激戦区の中でも高評価を得ているだけあってどれも美味でした。

ちなみにカレーフェスティバルは、なんとなく街全体が賑わってるのは良かったけど、あえてこの時に食べに行く必要はなかったかな。
友だちとわいわいイベントとして巡るならまだしも、こちらはぼっちフードファイターなので……
ミニサイズカレーを出しているお店は限られているのでそんなにハシゴもできないし、人気のカレーやさんが全部参加しているわけではなく、なかには普通の居酒屋さんがイベントに協賛してカレー出してるだけ、なところもあるので。
だったらフェス関係なく自分の行きたいところに行ったほうがいい!
あとは近所に住んでたら通ってスタンプ集めて景品と交換、なんてこともできるのかもしれないけどね


まあとにかく、美味しいカレーはいつでも食べられるので是非下北でお気に入りを見つけてみて下さい!
私もまた行こう〜f

映画「この世界の片隅に」を観て平和ボケした日常を疑ってみる 1100円

 


「君の名は」が興収入200億を超えたとか歴代邦画3位になったとかとか中国でもついに公開されたとかのニュースが目白押しの中、じわじわと話題の「この世界の片隅に」。

 

konosekai.jp

 

話題になってるのは「クラウドファンディングで資金を集めたこと」と「のん(能年玲奈)が主演で声を入れていること」「口コミで評判が広まっていること」そして肝心の内容としての、「戦時中のどこにでもある日常を描いていること」でしょうか。

 

原作者のこうの史代さんといえば「夕凪の街 桜の国」の作者でもある。
見たのは実写だったけど、原爆「後」を描いてて、「終わらないヒロシマ」にずーん…と暗くなって心に残ってた作品。

 

夕凪の街 桜の国 [DVD]

夕凪の街 桜の国 [DVD]

 

 

そんなこともあって気になってたところ、
友人に「とにかく見て!」と勧められたので見て来た。

(以下、真っさらな状態で見たい人は見終わった後で読んでください)

 

全然「日常」じゃない!!

前情報や予告編から「ほのぼの系」なんだと思ってた。
全然だった。がっつり「戦争映画」だった。私にとっては。
後から読んだレビューも「派手な戦闘シーンもなく、ただ淡々と日常を送る様子を描いており」みたいな文言ばかりだったけど、


これのどこが日常なの?
ドカンドカン爆弾が落ちてくる(普通にリアルだった)のも、配給されたほんの少しの食糧でしのぐのも、そして物語の中で一番悲しい出来事も、心臓がドキドキして、ありきたりな「戦争、ダメ」ていう感情が押し寄せた。

 

でもたしかに、「戦時中の日常」としてはここまで尺を割いて描いたのはあんまり見たことがなかったかもしれない。
小学校から国語の教科書で戦時中のお話は目にして来て、ちゃんと私たち日本人の中では「空襲警報」とか「防空壕」って共通言語になってると思うんだけど、それって1回きりの場面で終わってることが多かったし、「空襲飽きた〜」って台詞が出るほど頻繁に来てた(呉だからっていうのもあるけど)とか、知らない人の防空壕に逃げ込むことがあるとか、そういうの知らなかったしなあ。

(そういえば麻生久美子の「カンゾー先生」もそういう感じだったかも、と思い出した。これよりもさらに戦争色は薄めで、でもやっぱり日常は8月6日に向かって進んでいて、最後にキノコ雲を見て終わってた。)


日付が「あの日」に近づくたびに離席したくなった。

夕凪の街 桜の国」が原爆「後」ならこの話は原爆「前」で、穏やかに見える日常も確実に原爆に近づいてるんだって思うと手汗が止まらなかったよ…
しかもそれをすずたちが知らないのがもどかしくて。

 

miyearnzzlabo.com

この中の「志村、後ろ!」みたいな ていう表現には笑ってしまったけど、ほんとそれ。

だからこそ、原爆のシーンはあっさりしてて、結果的にすずさんは助かった、というのはついついホッとしてしまったけど、そんなのエゴなんですよね。
お父さんとお母さんは亡くなって、妹も、連れて帰って来た孤児も被爆しているわけだから。
でもそれくらい、「すずさんは助かってほしい」という気持ちが強くなってしまった。

 

それにしても、すずさんは強い

19歳て私より5歳も年下なのに、すずさんは空襲の中はるみちゃんに「大丈夫大丈夫」なんて言ってた。
そもそも成人もしてない中会ったことない人の家に嫁いで尽くすなんて自分に置き換えたらとんでもない。
なんか、昔ってほんとに女性の地位が低かったし学もなかったから、自分の中で「男の人に守ってもらわなきゃいけない人」ていうイメージが確立されてたけど、全然だったわ。
自分もしっかり生きないとな。なんて思った。ありきたりだけど。

あとついでにね、すずさんエロかった。

 

 

きっとこれから公開劇場も増えると思うしロングランにもなりそうなので、ぜひ。


(レディースデーにて鑑賞 1100円)